内視鏡検査とバリウム検査について、具体的な違いが分からない方が多くいらっしゃいます。今回は浜松のクリニックを受診する方へ、それぞれの違いと特徴を紹介します。
胃の中を検査できるのは内視鏡検査
内視鏡検査は胃の中の検査を細かく行うことができるため、小さな病変も早期に発見できることで定評があります。胃の粘膜が多少変色している程度でも、内視鏡検査なら直接患部をチェックできるため、病気の早期発見が可能です。
中でも胃がんの場合は、粘膜に白い変色が見られる場合があります。これはレントゲンで見ることはできませんが、内視鏡検査におけるカメラによって目視が可能です。大きな病気を早い段階で見つけるのに適しているでしょう。
バリウム検査は検査が簡単で安い
バリウム検査は内視鏡検査に対して、最大半額の費用で受けられます。浜松市民の中には、検査費用について不安を感じている方がいますが、バリウム検査の場合は保険診療で3,000~4,500円程度です。
また、バリウム検査は浜松のクリニックへ行けなくても、専用の機械さえあれば検査が可能です。実際に企業内や役所などでバリウム検査が行われており、内視鏡検査よりも手間がかかりません。とはいえどちらにもメリットや特徴はあるので、どちらがよいのかは症状に合わせて選びましょう。